ブログリレー19日目🪷
- Kinjo ModernEnsemble
- 2023年2月19日
- 読了時間: 6分
こんにちは。今日の担当は4年Tb.むつみです。
昨日のみずほちゃんのブログの最後で「本当はむっちゃんと呼んでみたい」という新事実が発覚し、その日1番の大笑いしてしまいました。1年前のブログでは私の方が「本当はもっと喋ってみたい」と告白していましたので私たちはこの場を借りて互いの距離を縮めようとしているシャイガールズのようです。
さて、この3年間はブログリレーで好き勝手書いていましたが最後は4年生らしく、モダンでの4年間を振り返って終わろうと思います。
まず1年生の頃、入部したきっかけとしては6歳差の姉が大学でジャズサークルに入っていたので、ジャズ好きだし私もやってみようかなという軽いノリと、中学に買ってもらったトロンボーンが眠ってしまっていたことがありました。当時は慣れない大学生活の拠り所として、重要な場所でした。極度に人見知りだったため、先輩とはなるべく関わらず、おしゃべりして軽く演奏して終わるだけ。正直同期のためだけにサークルに行っていました。普段の練習は寝っ転がって喋っていた記憶しかありません。冬合宿では個室部屋にこもってSwitchをやり、携帯で絵を描いていた気がします。ほとんど何も覚えていません。というか、余り思い出したくありません。1年の頃からジャズを演奏するのは好きでしたが、人間関係に悩み、2年生になったら辞めようと思っていました。
しかしその後コロナウイルスが流行り、2年次のモダンの活動が新歓演奏からリサイタルまでまるまるなくなりました。これは私にとってかなり好機でした。なぜならその時の私は先ほど挙げたように精神的にもちょうどモダンと距離を置く必要があり、ちょうど単位がヤバく、ちょうどオンライン授業が開始され、単位を荒稼ぎしたおかげでなんとか今年度卒業に至る運びとなったからです。オンライン授業サイコー。嫌いな先生の授業はパソコンの真隣にSwitchを置いてテーブルモードでゲームしながら顔出しのリモート授業を受けるなど、かなりナメた態度で授業に臨んでいました。普通に目線でバレて怒られました。
3年生になってからは徐々にモダンの活動が復活し始め、一つ上の先輩方との交流が増えました。現2,3年生やみずほちゃんがモダンの仲間に加わり、賑やかな一年だったと思います。行き帰りの電車で先輩とおしゃべりしたり、先輩のお宅に突然お邪魔したり、ご飯をご一緒したり、後輩にカフェでスイーツを奢って先輩ぶったり、あらゆる先輩後輩にタイキックの受刑を要求したり。くだらないことも楽しいことも盛りだくさんで、私が1年生だった時に望んでいた理想のサークルそのものがそこにありました。先輩方、私にサークルを楽しいと思わせてくださって、本当にありがとうございました。
さあ、それでは4年生のとしての振り返りは?
正直この一年をまとめると「大変だった」の一言に尽きます。やりたいことを1つやるためにはその何倍もやるべきことを積み重ねなくてはならないのか、と。部長でも副部長でもない私でさえこう思うのでリーダーとして1年間頑張ってくれたまなちゃんとのりちゃんには全くもって頭が上がりません。本当にありがとう。
また、演奏面では一つ大きく変わったことがあります。セッションがとても楽しいと思うようになったことです。適当に演奏して適当にアドリブすることが苦ではなくなり、気楽でいいなと思うようになりました。単に経験してきた場数の差なのか、プレッシャーの有無なのか、よくわかりません。もしセッションが苦手だと思っている後輩がいれば、4年生になった頃には考え方が変わるかも。試してみてください。
コロナで1年間活動がなくなった分、さらなる上達や先輩方との交流の機会を逃したわけですが、それを取り戻すかのように濃い2年間でした。この2年間が楽しすぎたおかげで初めの1年生のときに何をやっていたかほとんど思い出せないです。先輩方、後輩たち、同期のみんな、私のモダンの思い出を楽しい思い出で塗り替えてくれて本当にありがとうございます。
ここで締めくくりに後輩たちへメッセージを残そうと思います。8割説教なので覚悟して読んでください。
私は自分自身が絡みにくい人間だと自覚していますが、こーんなに絡み辛い先輩でもみんな本当に良くしてくれました。いい子で面白くて優しくて賢い子ばかりです。人として尊敬しています。ゆめちゃんには「むっちゃん先輩はフランクと礼節のバランスが美しい」などと大変勿体無いお言葉を頂戴しましたが、訂正すると私に礼節はありません。過去に様々な無礼を働いた先輩方はよく知ってらっしゃると思います。それ故にたとえ相手が後輩とは言えど、抜け抜けと偉そうな口を叩いたことも多かったと思います。特に冬合宿の部屋割りでわずか2.5畳の差を求め抗議し、1年生からジャンケンで広い部屋を奪い取ったことに関しては本当に大変大人気ないことをしました。誠に申し訳ございませんでした。1年生には2.5畳分の菓子を追いコンで献上します。山分けしてください。
話を戻します。尊敬しているのは人柄だけでなく音楽に対する姿勢もその一つにあります。
合わせでできないところがあった。問題点を把握して個人練習に取り組んだ。正しい練習をしてできるようになった。次の合わせでできるようにしてきた。これが出来る人って本当に少ないと思うんです。音楽の基本といえば基本かもしれないけれど、これができずに最後まで苦労していた人や辞めていった人もたくさんいました。後輩たちはみんなこれを卒なくこなしている(少なくともそう見える)ので、上達が本当に早い。自分の得意なところだけでなく苦手なところもきちんと自覚しているし、何より努力家なので本当にその真摯な姿勢を尊敬しています。その明るい姿勢を生かしてどんどん難しいことに挑戦してみて欲しいです。
ジャズは特に一人一人にスポットライトが当たる唯一無二のジャンルですから、我が強ければ強いほど良い。たとえ技術的なセンスがなくたって、楽しそうに偉そうに自信満々なフリをして演奏することがとても大切だと思います。プレッシャーではなく、楽しさを根底に音楽をしている人は本当に綺麗な音で演奏しますよね。笑顔でジャズができる後輩たちはみんなその素質があって、とても羨ましく、誇らしく思います。来年、再来年、またその先もモダンの活躍を心から楽しみにしていますね。
さて、明日の担当はAs.りえさんです。りえさんはなぜかミステリアスと言われていますが私からするとかなりわかりやすくて真面目で気遣いができて繊細でゲラで優しい子です。ブログリレーについてもかなり悩んでいたようですが、一体どんな面白い楽しいブログを書いてくれるんでしょうか!?なんてフリをしようものなら「やめてくれー、最悪だーorz」と嘆いてしまう姿が想像できるので、さっぱり、適度に期待しておきますね。
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